廃漁網を活用した新商品「ペンケース&スクールリュック」紹介・展示会を開催

廃漁網を活用した新商品「ペンケース&スクールリュック」紹介・展示会を開催

廃漁網を素材とした商品づくりの新たな展開として、6月末に発表されたコクヨ株式会社様の「NEO CRITZ From Fishing Nets Recycling」と豊岡鞄 株式会社由利様のスクールリュック「UMI」の二つの新商品の合同紹介・展示会を開催しました。

講演者としてコクヨ株式会社の奥山由希子様、株式会社由利の由利昇三郎様、そして両新商品の生地開発を担当されたモリトアパレル株式会社の森弘義様をお招きし、新商品に込めた熱い想いやアップサイクル商品の開発で重要な点、苦労した点、環境面のみならず、機能性やデザインも追及した点を熱く語っていただきました。

会場には協働企業や、両社のお客様など40名を超える方が集まり、質疑応答では、商品開発上でのコストの壁をどう乗り越えたのか、アップサイクルが進むと廃漁網がなくなるのではないかなど多岐にわたる質問が寄せられました。

展示会では、コクヨ、由利、モリトアパレルから実際に開発に携わった方々に参加いただき、来場された協働企業や両社のお客様に熱心に説明されていました。多くの来場者が実際に新商品を手に取って、素材の耐久性やコスト、原料のLCAなど具体的な質問を数多く投げかけておられました。

2020年7月に正式に活動を開始いたしましたAlliance for the Blueの活動も3年目に突入いたしました。この2年間、日本財団様のご支援のもと、さまざまな協働企業様と共に協働を進めることができ、特に海洋プラごみの主要因と言われる廃漁網のアップサイクルに注力してまいりました。これからもこれらの活動をさらに加速して参りたいと存じます。引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。