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AFB×FUMIKODA×tlass、さまざまな分野で活躍する女性に向けた交流イベントを主催

2025.03.05

国際女性デー(3月8日)を控えた同月5日、日本の未来を牽引するパワーある女性約20人を招いた交流イベントを、バッグブランド「FUMIKODA」、海底熟成ワインをプロデュースする「tlass」と協働し、開催いたしました。

今回のイベントでは、Alliance for the Blue(以下、AFB)の二大プロジェクトである廃漁網を活用したものづくりを通じて海洋環境の保全に貢献する「Product for the Blue(以下PfB)」と、寄付などの支援を通じて藻場の再生を行うことで海洋環境保全に寄与する「Support for the Blue(以下SfB)」を実感いただくことを目的に開催。

廃棄漁網の再生生地を使い、ビジネスシーンで使いやすくおしゃれなFUMIKODAのバッグやポーチの紹介や、売上の一部をSfBに寄付いただく奄美大島の海底熟成ワイン「tlass sea cellar」の試飲を通じて、海の恩恵を次世代へ継承するAlliance for the Blueの活動を広くご紹介いたしました。

参加者の皆さまからは、「海洋環境の課題解決に向けて行動する両社の姿にエンパワーされた」「Alliance for the Blueの活動を積極的にPRしてくべき」などのご感想をいただきました。

多くのご参加をいただき、終始にぎわっていた交流イベント

企業や研究者、メディア業界を牽引する女性が参加

「FUMIKODA」の中目黒直営店サロンにて行われたイベントには、ビジネスやアカデミック、メディア分野のインフルエンサーといった、各分野の第一線で活躍する女性の方々をお招きしました。また、AFBの薗田綾子理事も参加し、開始前から和気あいあいとにぎわっている様子でした。

冒頭にて挨拶されたFUMIKODAの幸田フミ代表取締役社長は、会社設立の経緯やサステナブル商品づくりにかける情熱について、「PCを持ち運ぶ仕事中でも、夜の会食にも自信をもって持つことができる、働く女性が使いやすく丈夫で軽い、そして使い心地がいいバッグを作ろうと思った」と話されていました。ビジネスバッグが抱える「重い」「デザイン性に欠ける」といった課題への共感を寄せる参加者からは、力強いうなずきや賛同の声が漏れていました。

長く使い続けられるサステナブルな生地の開発にかける思いや、AFBの廃棄漁網生地との出合いまでお話いただきました。

イベントで挨拶するFUMIKODAの幸田フミ氏

海底熟成ワインの飲み比べ

イベント開始時には、tlass sea cellarのスパークリングワインで乾杯を行いました。熟成前と熟成後2種類のワインを飲み比べ、海底に沈めたことでよりまろやかさが増すワインの深みを味わいました。白ワインや赤ワインも提供していただき、参加者からは「クリアに熟成後の違いが分かることが驚き。海底に沈められていることがわかるパッケージには特別感が漂い、贈り物にもぴったり」と、その場で購入されている方もいらっしゃいました。

Tlass代表の森谷悠以CEOは、「ワインを美味しく飲んでいただき、それをきっかけに、気候変動や海洋環境問題について思いをはせてもらえたらうれしい」とお話されていました。

廃棄漁網再生生地で作られたバッグ、使い道も空想

普段は予約制という高級感あふれるFUMIKODAのサロンには、廃棄漁網で作られたバッグ(MEGAN)やポーチ(ELZA)などが並べられ、廃棄漁網の実物もディスプレイされていました。

ブルーに白いハンドルがさわやかなバッグMEGAN(左)、シックなモノグラムのポーチELZA(右)

参加者の皆さんは、バッグを手に取りながらお気に入り商品を試したり、商品の背景へ思いをはせたりされていました。参加者の女性は、来場前にECサイトで閲覧していたといい、「商品にストーリーがあると愛着がわくし、海洋環境保全は将来を担う子供たちにとってもいい影響をもたらすので、とても魅力的。誕生ストーリーにとどまらず、機能的で長く使えるバッグは素敵」などと話されていました。

「お稽古時に気持ちよく活用できそう」、「素敵な色に惹かれた」と、購入される方もいらっしゃいました。

会場内に設けたAFBブースでは、活動紹介動画と、PfB商品のランドセルリュック「UMI」などをご紹介しました。ランドセルの機能を確認したり、制作背景に聞き入ったりされている方もいらっしゃいました。

AFBが目指す、海洋環境課題の解決に向けて

今回、企業や大学、各種団体など各業界で活躍されている女性の方々の連帯の機会の創出や、海洋環境保全の取組を紹介するべく企画したイベントでは、多くの参加者から活動へのご共感をいただく機会となりました。

AFBでは今後とも、さまざまな協働企業のみなさまや、各業界のインフルエンサーの方々にご尽力いただきながら、サステナブルな製品づくりや藻場の再生活動に邁進してまいります。

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