第42回全国豊かな海づくり大会 1年前イベントに参加

第42回全国豊かな海づくり大会 1年前イベントに参加

厚岸町(厚岸漁港)で開催された「第42回全国豊かな海づくり大会 北海道大会」1年前プレイベントに参加し、トークセッションを実施すると共に、廃漁網を活用した商品づくりの展示を行いました。

当日は、北海道知事、厚岸町長を始め、水産関係者約150人が出席し、大会テーマ・大会ロゴマークのお披露目、北海道大会カウントダウンボード除幕式のほか、漁船、巡視船による歓迎パレード、マツカワ、ホッカイエビの記念放流などが行なわれました。

<トークセッションを実施>
廃漁網のリサイクルを行ってきたリファインバースグループの玉城様、この春から廃漁網を活用したバッグ(豊岡鞄様)を販売している厚岸グルメパーク「コンキリエ」の支配人加藤様に参画いただき、「廃漁網の再資源化・商品化の取り組み~海洋プラスチックごみ問題の解決を目指して~」をテーマにトークセッションを実施しました。

玉城様からは、厚岸で山本漁網さんと協働して漁網を回収すようになったきっかけや、再生プラスチック素材を製造する上での数々の挑戦、今後の展開などをお話しいただきました。加藤様からは厚岸で回収された漁網がこのような素晴らしい鞄になったことを町民や多くの人に知って欲しいと思い展示販売するようになった点等をお話しいただきました。

セッション後、多くの参加者のみなさまから活動への賛同と支援のお申し出をいただきました。

<廃漁網を活用した商品づくりのプロセスを展示>
会場の一角にいただいたスペースを利用して、我々が取り組む廃漁網を活用した商品づくりのプロセスを展示しました。展示にあたっては、廃漁網を回収する山本漁網様、再生ペレットを生産するリファインバースグループ様、生地を生産するモリトアパレル様、そして最終商品を生産するコクヨ様、豊岡鞄様のご協力をいただき、活動の内容を紹介するパネルと、実際回収した漁網、生産された再生ペレット、生地、ペンケース、鞄、スクールリュックなどを展示しました。

多くの参加者が見学に訪れ、活動内容について様々なご質問をいただきました。また、北海道鈴木知事もブースにお越しいただき、「これらの活動をの拡大をぜひ北海道で実現して欲しい」など励ましのお言葉をいただきました。また、記念放流に参加した町民の方や子供たちもブースに見学に来てくれ、多くのご質問やご意見をいただきました。

第42回全国豊かな海づくり大会の本番は、2023年9月17日。この一年間北海道庁、厚岸町のみなさまと連携し、大会を盛り上げるために活動を強化して参ります。

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